学校グラウンドの大山桜

学校グラウンド脇にある自生の大山桜。雪の多い年はグラウンドに残雪が残っている中で赤が強い花を咲かせ、多くの写真愛好家の写真スポットになっています。開花時期は4月下旬から5月連休ごろです。

国民宿舎、飯豊梅花皮荘前の雪上桜

学校グラウンド脇の桜と同様、雪の多い年に雪が残る中に咲く桜です。梅花皮荘建設後に植栽された桜ですので、自生の桜と異なり、人の手が入っているため高い位置で桜が咲きます。

残雪に芽吹くブナの森

春、森の芽吹きで最も早いのがブナです。幹の根回りだけ雪が消えた中にブナの芽吹きが始まります。雪原はブナの芽の上皮が落ちて赤茶色に染まり、枝はブナの新緑で包まれ、その色合いは他の落葉広葉樹にまねのできない優しい緑色を見せてくれ、正に絶景です。

にほんの里100選小玉川地区の一集落・長者原の集落風景

にほんの里100選は、2008年(平成20年)に朝日新聞社の創刊130周年記念、森林文化協会の30周年記念事業として、映画監督の山田洋次氏他4名の方が選定委員となり、全国から選んだものです。選定基準は「人の営みが育んだ健やかで美しい里」ということですが、当地区は昭和初期までマタギで暮らした文化が残り、熊の生息調査を30年続けてきたなど、マタギ文化を今に伝える里として選定されました。

天狗橋下の清流

飯豊山荘の直ぐ手前の橋から見た清流。岩場を流れる清流は川底まで透き通って見え、岩魚が泳ぐ姿を見ることができます。紅葉の時期には、多くの写真愛好家の撮影スポットになっています。

逆さ地神

飯豊連峰の裾野にある当地区で、唯一全山を望むことができる山は地神です。飯豊連峰は、新緑の春と、紅葉の秋に最も美しく見えます。逆さ地神は、里の雪が消え田植え時期に「逆さ地神」を見ることができます。写真スポットとして多くの写真家が訪れます。